2024-02-01から1ヶ月間の記事一覧

理不尽との付き合い方

最近怒られたことがないという人が増えていると聞きます。 パワハラや厳しすぎる指導をなくすというのはいいことですが、そもそも注意すらできないということになっていくと、教育上大きな問題が生じます。 まずその人の成長に繋がりません。 誰も自分につい…

クズになっても偽善者になってはならない

好きなタイプを聞かれたら「優しい人がいい」という人は多いでしょうし、誰だって優しい人だと思われたいはずです。 実際に「あの人は優しい」といわれる人はたくさんいます。 しかし優しいと思われるのは簡単でも、実際に優しい人間でいるというのは難しい…

事実か解釈かを意識する

「事実というものは存在しない。存在するのは解釈だけである」というのはニーチェの言葉ですが、これはさまざな悩みに対して応用できる考え方だと思います。 仏教にも唯識思想という考え方があり、これは要は世の中で起きていると思っていることは、自分がそ…

読書が価値観を多様化する

経験によって得たものが最もその人にとっての財産になる、ということは間違いなく真理だと思います。 そう聞くと、読書というのは机上の学びであって無意味なもののように思えてきます。 しかし、それでも読書はするべきだということを強く主張したいです。 …

【名著紹介】夜と霧 新版 V・E・フランクル みすず書房②

3 第二段階「収容者生活」(2) こんな絶望的な状況があるのであれば、結局人間の自由というのは環境によって規定されるもので、人間は「さまざまな制約や条件の産物でしかない」ものでしかないと諦めるしかないのでしょうか。 これにフランクルは「ほかのあり…

【名著紹介】夜と霧 新版 V・E・フランクル みすず書房①

「夜と霧」は、ユダヤ人であった心理学者のフランクルが、第二次大戦時のナチスによる強制収容所での体験を述べたものです。 どのような非道な行いが行われていたかということよりも、それに対して収容されている人たちがどう考え、どのように反応したかに重…

学校が果たすべき役割

教育論をここで書きたいのですが、専門的なことは分からないので自分の記憶から展開させて記事にしようと思っています。 教育というのは、その社会の発展において最も重要な分野だといえます。 だからこそ学校があって学ぶことができるというのは、絶対に必…

こだわりを持つということ

こだわりがある方がいいか、ない方がいいかというのは結構難しくて、「あの人はこだわりがない」というのも、「あの人はこだわりが強い」というのもどちらも悪く聞こえます。 思うに、こだわりというのはあったほうがいいけど、ありすぎないほうがいいものだ…